2017年09月23日「VAQSO VR」
VRコンテンツというものは,五感を奪う(※置き換える)ほど没入感を加速させやすくなるという。現在のVRコンテンツは,視覚と聴覚を置き換えるのが中心であり,それにプラスαして何かを加えるという試みが,いろいろと行われている。
2016年の東京ゲームショウ2016には,VRに何かを加える周辺機器がいくつも出展されていたが(関連記事),今回の東京ゲームショウ2017でも,新しいソリューションがいくつか披露されている(関連記事2)。
今回は,そうした取り組みの中から,VAQSOが開発中の「VAQSO VR」を体験してみた。VAQSO VRは,VRコンテンツに合わせて「匂い」を発生できるというもので,VRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)の種類を問わずに利用できるという。Unity向けのAPIも準備されており,自作のVRゲームを対応させることも可能である。
VRで嗅覚を刺激されるとどうなるのか。実際に体験してみよう。
2016年の東京ゲームショウ2016には,VRに何かを加える周辺機器がいくつも出展されていたが(関連記事),今回の東京ゲームショウ2017でも,新しいソリューションがいくつか披露されている(関連記事2)。
今回は,そうした取り組みの中から,VAQSOが開発中の「VAQSO VR」を体験してみた。VAQSO VRは,VRコンテンツに合わせて「匂い」を発生できるというもので,VRヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)の種類を問わずに利用できるという。Unity向けのAPIも準備されており,自作のVRゲームを対応させることも可能である。
VRで嗅覚を刺激されるとどうなるのか。実際に体験してみよう。
2017年09月03日「らくらくスマートフォン」
2017年8月30日~9月1日,パシフィコ横浜でゲーム開発者向けカンファレンス CEDEC 2017が開催された。本稿では,8月31日に行われた講演「はじめてスマホに触れるシニア世代のゲーム事情」の模様をレポートしたい。
フレイムハーツ ゲーム本部 マネージャー/プロデューサー 洲巻雄介氏
この講演では,フレイムハーツ ゲーム本部のマネージャー/プロデューサーの洲巻雄介氏が,同社の展開する「らくらくスマートフォン」専用ゲームコーナーの利用状況から,シニア世代がどのようにゲームと関わっているか,そして運用上どんな工夫をしているかなどが紹介された。
らくらくスマートフォンは,主にシニア世代が初めてスマホを使うことを想定して開発された端末で,販売数はシリーズ累計で200万台以上に達しているという。ホーム画面に「電話」「メール」「インターネット」などの大きなアイコンが表示されており,それらを押すだけで必要な機能が立ち上がるといった具合に,きわめて分かりやすい操作が特徴だ。
フレイムハーツ ゲーム本部 マネージャー/プロデューサー 洲巻雄介氏
この講演では,フレイムハーツ ゲーム本部のマネージャー/プロデューサーの洲巻雄介氏が,同社の展開する「らくらくスマートフォン」専用ゲームコーナーの利用状況から,シニア世代がどのようにゲームと関わっているか,そして運用上どんな工夫をしているかなどが紹介された。
らくらくスマートフォンは,主にシニア世代が初めてスマホを使うことを想定して開発された端末で,販売数はシリーズ累計で200万台以上に達しているという。ホーム画面に「電話」「メール」「インターネット」などの大きなアイコンが表示されており,それらを押すだけで必要な機能が立ち上がるといった具合に,きわめて分かりやすい操作が特徴だ。